2009年10月14日水曜日

不動産屋の広告がきらいです。





「口の上手すぎる人から家を買うのはなんだかこわい。」東京ナショナル住宅産業


このコピーは、東京ナショナル住宅産業という家を売る会社だと思います。


いかがでしょう。つよい共感が生まれてこないですか?


自分でも思っていたことを、ふわっと言葉にするセンス。レトリックじゃない。小手先じゃない。


実感で書いているかんじ。だいすきなコピーです。








「さくら不動産」




名古屋の緑区にある不動産屋です。


地下鉄のステッカーやTVCM、バスラッピングを広告しているようです。













そのどれもがネーミングと桜の画だけで構成されています。(一部サクラマンというキャラがいるようです)


「信頼されたい」とか「物件数が多い」という自慢はいっさいナシ。ただただシンプル。


「広告の上手すぎる不動産屋から家を買うのはなんだかいやだ」


やっぱり自分自身が納得することが大切だと思います。


だって、小さかれ大きかれ”買い物”ですもの。






1 件のコメント:

  1. 「口の上手すぎる人から家を買うのはなんだかこわい。」東京ナショナル住宅産業 1999年 西岡史朗さんの名コピーですよね。

    なんかずるい気がしてさくら不動産の広告、好きになれない、いったい何を提供してくれるのか分からない。東京では山手線沿いに国民的な山のビジュアルをたくさん並べて間に山の名を付けた学校の宣伝を挟んだ広告があります。

    どちらも国民的なよきもののフンドシ(桜はフンドシをしません、念のため、山だってそうです)で相撲を取っているようで、ちょっと嫌な気がします。

    つかみはそれでも、提供できる業務のサービス内容に落として欲しいと思います。私は努力したいと思います。

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