2009年9月29日火曜日

ビレッジバンガードのPOPコピー特集②



『実感系コピー』


その商品を、自分というフィルターを通して書く。これは、コピーとして重要な書き方のひとつだと思います。


しかも今後、この実感系コピーがますます重要になってくるのではないかとも思っています。


なぜなら「広告は信用できない!」というインサイトが現代にあるから(そのインサイトをつくってきたのが広告ではないでしょうか)。だからこそ、実感が大切だと思います。


その実感系コピーが秀逸なのがビレバンのPOP。以下の画像を見てください。









『地理の教科書がこれくらい楽しかったら、もうちょっとかしこくなってたな。と思ったよ。』
かなり読みたくなります。








『俺はのっち派!!!あの足がたまらないのです。俺も男ですから。』
男性も女性も激しく共感すると思います。








『勉強しない子供より遊ばない大人の方が心配です。』
たしかにその通りだと思いますし、ビレバンの企業広告でも使えそうなコピーです。









『本の山に埋もれて死にたい。』
これも企業広告で使えそうなコピーです。“死にたい”というワードがすてき!






『原点回帰。シンプルが一番。』
たしかに、という納得感があります。ゴチャゴチャしたものを売っているビレバンが言うなよ!ってツッコミも入れたくなります。








『おかん!これ買って!』
意味分かりませんが、枯渇感があって、実感がこもっています。


ほかにも「まずい!」というPOPを下北沢店で見たことがあります。そして、5mmぐらいのちっちゃなキューピーには「ゴマ」とうPOPも見たことがあります。


実際に口にしたり、使用したりして書いていると思うので、消費者にとってはわかりやすいと思いますし、笑いがあるので「買ってみようかな」という気さえしてきます。


ほんの一部ですが実感系コピーがすばらしと思います。
中には、実感系をさまざまなカテゴリーにも分けられそうです。明日は、そのカテゴリーをご紹介します。





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